ずっとヨガに通ってくださっている生徒さんに、最近の体調をお聞きしたところ、「更年期障害がつらい」と話されていました。
更年期とは、50歳前後で閉経を迎える女性の、その前後10年間の時期を指すようです(長いですよね)。
そして、その時期には、ホルモンバランスの変化が起こり、心や身体に不調が現れることが多いんです。
例えば、ホットフラッシュという、季節問わず身体がカッと暑くなって、汗が出るような症状。
めまいや動悸、頭痛や肩凝りなどの身体的な症状。
気分が落ち込んだり、情緒が不安定になったり、前向きになれないなどの精神的な症状。
そんな様々な症状と、何年も付き合う時期なんですね。きっと、辛いし、しんどいことと思います。
そこで、わたしにも何かできることはないかな?と、更年期の症状に良さそうなヨガのポーズを調べてみました!
コブラのポーズ

うつ伏せで横になり、脇をしめて胸の横に両手を付きます。
吸う息と一緒に、目線から上に上げて、両手でマットを押しながら状態を起こします。
耳と肩を遠ざけて、首を長くする意識で、遠くの方を見ながら数呼吸続けます。
背骨には自律神経が通っているので、優しく刺激することで、バランスを整えます。
半分の弓のポーズ

コブラのポーズの続きで行います。
仰向けから、右足を持ち上げて、右手で足の甲あたりを掴みます。
足の甲を後ろの壁に押し当てるようにします。
右手は、頭の方に近づけるイメージで、手と足を押し合います。
胸を正面に開きながら、呼吸を続けます。
このポーズも、自律神経を整えてくれたり、お腹を優しく刺激してくれるので便秘にも効果があります。肩も柔らかく力を抜けば、肩凝りにも良いですよ。
バッタのポーズ

引き続き、仰向けから始めます。
両手を骨盤の下にしきます。
吸いながら、頭と両足を持ち上げます。
肩甲骨を後ろに寄せて、胸を正面に開き、足も腰が痛くない程度に持ち上げます。
そこで数呼吸続けます。
このポーズも、自律神経に良いです。また、背筋も使うので背中のお肉をスッキリさせてくれます。そして、胸を開くポーズは、気持ちを前向きにさせてくれたり、活力をもたらしてくれますよ。
チャイルドポーズ

両手をしっかりマットにつき、四つ這いの体勢から、足を正座の形にします。
かかとの上にお尻を預けて、両手を頭の上に伸ばします。
身体をマットにゆだねて、お休みします。
気持ちを落ち着けてくれたり、今まで使った背中の緊張を緩めます。
疲れを感じた時は、ことポーズだけでも普段からぜひしてみてください。腰も休まって、疲労回復の効果があります。

いかがでしたでしょうか?
更年期の症状は、個人差もありますが、ヨガの時間それ自体が、少しでも安らぎや癒しを与えてくれたらいいなと思っています。
他にも心や身体でお悩みのことがあれば、ぜひ教えてくださいね。
このポーズの、音声誘導付きの動画をYouTubeにアップしました♡
よければぜひご覧ください。
更年期は、ほとんどの女性に訪れる時期ですよね。苦しかったり、辛いこともある時期だと思いますが、そんな時期に、ヨガとともに過ごすことは、ヨガと、そしてご自分自身と、もっと仲良くなることができるきっかけになると思います。
そんなお手伝いをさせていただけたら、とても有り難いです。プライベートヨガでは、マンツーマンで心や体の状態をゆっくりお話しして、あなたにあったヨガを提案させていただきます。
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