ヨガが心に効くのはどうして?ヨガ哲学から見た理由♡

ヨガをやったことがある方なら一度は感じたとがあるのではないでしょうか?

他のフィットネスとは何かが違う…!!

そうなんです。
ヨガは、体だけではなく心にも作用するんです。

でも、それは一体なぜでしょう??
体を動かすから?
隅々まで伸ばせるから?
気持ちがいいから?

それも、もちろんあると思います。
でも、今回は少しヨガ哲学から、心への作用について書いてみます。

できるだけ簡単に説明するので、
ヨガをしたことがない方にもヨガの奥深さに少しでも触れてもらえると嬉しいです♡

やさしい鳩のポーズ
目次

ヨガの目的とは??

そもそも、ヨガ哲学から見ると昔の人は何を目的にヨガをしていたのでしょうか?

ヨガの経典、ヨーガスートラには
ヨーガとは、心の作用を止めること
であると書かれています。

心の作用を止めること…

それはもう難しいですよね!
難しいというか、なかなかできることではありません。

でも、昔の人もこんなふうに揺れ動く心を不思議に思って、
「なんとかしたい!!」と思っていたんですね(わたしもそんな気持ちがあってヨガをこうして続けています♡)
そして、そもそもヨガが心を扱うものだったということですね。

自宅教室の玄関です

ヨガ哲学の、3つの体

ヨガの聖典ではわたしたちの身体を3つに分けています。

その3つとは

  1. 原因身…魂、霊魂(心で感知できないもの)
  2. 微細身…心、氣(目に見えないけど感じられるもの)
  3. 粗大身…肉体(目に見えて触れられるもの)

言葉が少し難しいですよね。でも、大丈夫です♪
ここでは、微細身と粗大身の2つを、
心(見えない身体)と肉体(見える身体)がある
と、なんとなく思っておいてください♡

シヴァ神の像

ヨガで扱う身体はどっち?

ヨガ哲学では、
目に見えない身体=心
目に見える身体=肉体
がある、とご説明しました。

では、ヨガで扱うのはどっちだと思いますか??

体を動かすから、目に見える肉体??
それとも、スッキリした気持ちになるから、目に見えない心でしょうか??

古典的なヨガでは本来、
目に見えない身体である心を扱っていました。

でも、新しい流派や歴史ができて
目に見える肉体を扱うものが多くなってきているのが今現代のヨガなんです。


ヨガではないけど、ピラティスなどは分かりやすいですね。
しなやかな筋肉や体幹を目指すので、目に見える肉体の方を扱ってます。

それでも、ヨガをすると心までスッキリしますよね。
それはどうしてでしょうか??

ラクダのポーズ

ヨガが心に効くのは呼吸のおかげ♡

最初にお話しした目に見えない身体には、心のほかにも、氣(プラーナ)というのもあります。

これは、すごく簡単に言うと空気のことなんですが、空気は肺で吸ったり吐いたりしますよね。
でも、ヨガレッスンでたまに聞きませんか?

「頭頂から空気を吸い入れて〜」
「伸びているところに空気を送ります」
(ちなみに、わたしはよく言います。笑)

実際は肺でする呼吸を、イメージの力を使って、意識する身体から呼吸をしているんです。

そして、そのイメージの呼吸は目に見えない身体に作用しているんだと思うんです。
これは、わたしの体感でもあります。

滋賀のちいさな優しいヨガ教室

見えない心もケアするヨガ♡

インドのツボに、「マルマ」というのがあります。
マルマは実は、見えない身体(心)と、見える身体(肉体)に共通するポイントなんです!

マルマに関しては、わたし自身もまだまだ勉強中なのですが、
マルマを通して見えない身体、心もケアできたらいいなぁと思って、
少しずつレッスンでも取り入れていっています♡

肉体とは違って、触れることのできない心。

そんな心をケアする方法を、ヨガを通してこれからもシェアしていきますね♪

朝におすすめのセルフケアヨガはこんな感じです♡

ちなみに、わたしはヨガ哲学やマルマは、京都で伊藤武先生と、渡部愛先生から学んでいます♡
先生たちの講座はこちら

難しい智慧をわかりやすく教えてくださる先生に感謝です。

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